スタートアップ・ベンチャー企業への転職=マインドセットが成功の秘訣
大企業や大きな組織において、「もっと裁量権ある仕事がしたい」「経営に近いポジションで成果を出したい」「成長企業を創っていきたい」という想いを抱き、転職をされる方もいるでしょう。その転職を成功させる秘訣、それはこれまでの環境とは全く違う、ということをしっかり受け止め、正しくマインドセットすることです。
制度や仕組みが整っていた大企業から、スタートアップ・ベンチャーへの転職を決断するにあたって、認識すべき5つのマインドをご紹介します。
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すべては自分の責任で動く
大手からスタートアップ・ベンチャー企業に転職をした際、その文化の違いに戸惑い、「違う。こんなはずではなかった」と鬱々とし、後悔する方もいます。
ただし、その選択をしたのはあなた自身であり、その勇気ある自身の決断を信じ、前に進むために常に創意工夫するマインドを持つこと。道を創るのは自分自身だと自分を鼓舞し主体的に動き続けることが重要です。
共感したビジョンの体現者になる
スタートアップ・ベンチャー企業で働くうえで、その企業理念・経営ビジョンへの共感は必須です。その共感したビジョンを自分の手で成し遂げるというマインドを持つこと。
自らその会社を創り、共感したビジョンを体現することにより、大きな成功をつかみ取るのもまた自分自身なのです。経営者の近くにいられるからこそ、よりそのビジョンやメッセージを強く受け取り、体現者になることができるのです。
ビジョン・ミッション以外すべてが変わる可能性を受け入れる
スタートアップ・ベンチャー企業において、ジョブディスクリプション通りの仕事などないと思ってください。変革を受け入れ、そのスピード感を楽しむマインドを持つこと。時間をかけずに成果をあげることが求められるため、優先順位を決める判断力や調整力も重要です。
すべて自分で行うことをスキルアップだと捉える
そして少数精鋭の組織においては、分業というケースは少なく、すべてがマルチタスクです。これを自らの知識を広げ、スキルアップするチャンスだというマインドを持つこと。人からの評価を気にするのではなく、新しいものを創りあげていくことを楽しんでください。よりよくしていきたいという意識を持ち、常にアンテナ高く自ら行動することが成果につながります。
短期的な減収を受け入れ、次なる飛躍を自ら生み出す
大手企業からの転職の際、一時的な年収ダウン、人事・評価制度の整っていない環境にいくという覚悟を持って下さい。環境のせいにするのではなく、自らの仕事をそのまま利益に直結させ、大きな報酬を勝ち取ることを楽しんでください。大企業のような守られた空間ではなしえなかった大きな変革を楽しむ感性がある方には成功のチャンスがあります。
成長ステージ・会社によってはストックオプションや持株制度があり、会社の成長の貢献度に応じたインセンティブ要素があります。
正しいマインドセットを持ち合わせていれば、自己成長の機会を増やすことにつながります。「どこにいたか」、ではなく「何ができるか」「何をしてきたか」。
スタートアップ・ベンチャーというエキサイティングな環境でゼロから会社を創り、世の中にイノベーションを起こすことを楽しんでください。