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【コンサルティング経験を活かす】「経営企画」と「経営管理」

コンサルティングファーム出身者が次のキャリアステップを目指すことの多い、事業会社での「経営企画」職。


外部からアドバイスするだけでなく、コンサルタントとして培った「課題発見」「ロジカルシンキングに基づく戦略の策定」などの高い専門的スキル・経験を、今度は当事者として事業会社で発揮したいと考える人が多いでしょう。


ここでは「経営企画」と「経営管理」についてご紹介します。


目次

1.経営企画の役割・仕事内容

 1.1経営企画が見ているのは“未来”

2.経営管理の役割・仕事内容

3.経営企画と経営管理の違い

4.混乱されがちな経営企画と経営管理

5.コンサルティングファーム出身者が活かせる経験

6.経営企画部門からそのまま経営陣入りするケースもある



経営企画の役割・仕事内容

経営企画の役割は、経営方針を定義し、企業のあるべき姿を策定し、そのために必要な具体的推進戦略を立てることです。


経営企画が見ているのは“未来”

経営企画が見据えるのは未来です。すなわち、現在のタスクだけでなく中長期的なプランの立案や計画などが業務のメインとなります。


経営企画が導き出した方針に基づいて営業やマーケティング、制作などさまざまな部署が自分たちの業務を執行していく形になります。未来を見据え、会社全体に影響力ある指針決めをするという非常に責務あるポジションです。そこで求められるのは、市場動向や経済に関する幅広い知識や、論理的思考力、データ分析力、洞察力など多岐に渡ります。さらに、社内を巻き込んでいくコミュニケーション力や経営陣の意思決定を支援するためのプレゼンテーション力も求められます。


経営管理の役割・仕事内容

経営企画が立てた戦略を推進していくために、社内の資源を活用し、いかに管理していくかを具体的に運営していくのが経営管理の役割です。


ここでいう社内の資源とは、人材・予算などを表します。経営管理では、PDCAサイクルに基づき、より効率的・効果的な組織運営ができるようマネジメントしてくことを目指します。。


経営企画と経営管理の違い

このように、経営企画は企業のかじ取りをする役割ですが、そのかじ取りに応じて船員である社員をマネジメントするのが経営管理の仕事です。


人材や予算の実務的な管理を任されているのが経営管理なので、いわば未来の予想図を描くのが経営企画で、それを実行するための事業に携わるのが経営管理ということになります。


混乱されがちな経営企画と経営管理

ベンチャー・スタートアップ企業の成長ステージによっては、社員数も限られているため、個々に求められる領域が明確に分けられていないケースも多く存在します。

コンサルファーム出身者は、いわゆる「攻め」の経営企画を志望するケースが多いのですが、求められる領域についてその違いを把握することが大切です。

そして、経営管理へのキャッチアップ能力、もしくは垣根なく挑戦する意思を持つことで、その可能性が大きく広がります。


コンサルティングファーム出身者が活かせる経験

このように紐解いていくと、コンサルティング業界出身者が経営企画で歓迎される理由がお分かりいただけたかと思います。


事業会社のパートナーとして培ってきた「経営課題の追及」「データに基づく解決策の提案」「関係者との関係構築をするコミュニケーション能力」「プロジェクトを推進してきたリーダーシップ」など、そのすべてがまさに経営企画部門で求められている素養なのです。


若くして経営的視点を持ち、クライアントを導いた経験が活かせるポジションの1つです。


経営企画部門からそのまま経営陣入りするケースもある

経営企画部門でその企業の経営に大きな発言力を有しているメンバーはそのまま経営陣に参画することも珍しくありません。

一方で、最もリアルで詳細なデータが集まる経営管理部門での仕事を好み、そのまま経営企画部門を続けるケースももちろんあります。

企業全体の最適化を図る経営企画部門から、経営層を視野に入れたキャリアアップを模索してみてはいかがでしょうか。